雪上日誌 第１０回

３月８日（日）の八方。

前週から続いたお天気も一旦崩れましたが、晴れ間も出てきました。

雪はたっぷりありますが、春が近づきつつあると感じながら...

大会もこんな穏やかな日々が続いていくと錯覚していました

第５２回の全日本スキー技術選手権大会を控え、月曜日から公式トレーニングが行われ、

好コンディションで十分滑り込みましたが...

火曜日からは猛烈な吹雪...

ウサギは斜面が全く見えず...

水曜日からは予選の競技開始。

出だしは視界も良く順調に競技が進みますが、積雪でコースコンディションは激変

予選初日は強風、２日目木曜日は降雪が続き．．．

金曜日の本選まで同じ風景の繰り返しでした

コース整備にも時間を費やし、コース変更もあるなか、なんとか予定種目数を消化できました。

さて、予選から出場のＫｙｏｔａ。

ウスバの柔らかい雪にてこずり、思うような滑りが出来ず得点を伸ばせません...

それでもなんとか通過し本選へ。

出だしのコブで、高得点をマークし気分的にも落ち着いたのか、

ウスバでも自分の滑りを取戻し決勝進出へ期待が膨らみましたが...

なんと１点差で届かず

昨年は１種目キャンセルの２種目勝負で、思いもしていなかった決勝進出をはたしましたが...

今季は本人的にもいろいろなプレッシャーや力みと戦っていたのかもしれません。

２年連続とはいきませんでしたが、３種目を滑りきったうえでの１点差のポジションまでたどり着けたことは評価してあげてもいいと思います。

この悔しさは、これからも続く選手生活のなかで、今後につながる貴重な糧となってくれることでしょう。

決勝ではＪｕｎｋｏＤＥＭＯに期待です

タグ：スキー ＮＯＲＤＩＣＡ 第５２回 全日本 技術選